公立小学校へ留学する場合、どこの学校でも留学生の受入をしているとは限りません。一般的には、留学生の受け入れ態勢が整っている学校に限られていますが、受入をするかどうかは、教育省付属の留学課を通して、小学校の校長先生が最終決定することになります。
もし既に留学したい小学校が決まっている場合、希望は出せますが、その小学校に必ず留学できるという保証はできません。また、こちらで学校を選んで留学課へ希望を出す際には、親御さんのご希望を考慮しながら、基本的には、比較的治安の良い地域、なるべく交通や買い物の便が良いところ、外国語として日本語を教えているところ(またはその他のご希望の外国語を教えているところ)、小学校の統一試験で例年好成績を修めているところ、そして、必要であれば小学校で英語集中コースまたは英語サポートが受けられるところ等を考慮しながら候補の学校を絞っていきます。
そして、留学課のほうに希望を提出後、留学課が各候補の小学校に受入可能かどうかを確認していきます。希望入学時期のクラスの人数が定員以内におさまるだろうと判断され、尚且つ、小学校の校長先生が学校の事情を考慮した上で受入可能と判断した場合には、入学が認められます。